モンティソーニ・オリーブオイルはフィレンツェが一望できる丘に潜むオリーブ園から生まれる。

オーナー・アンドレアが丹精込めて育てている栽培品種は樹齢100年以上のモライオーロ、そして、非常に珍しいアメリカーノ。

アンドレアとの出会いは5年前だった。フィレンツェ郊外のオリーブオイル名産地、バーニョアリーポリで毎年11月中旬に開催されるオリーブオイルフェスタに参加する彼のブース。

 

そこで、「今までテイスティングしたことがない風味でとても美味しい、」オイルをテイスティングした時。

その時のオイルがAMERICANOだった。名前は「アメリカン」で普通の感覚で思いつくのが、アメリカ産の品種？　だが、なんと、このアメリカーノは知る人ぞ知るトスカーナ原産品種だった。

それ以来、毎年期待を膨らませて必ず彼のブースを訪れているが、栽培している数が極端に少なく、その年の風味に納得しない場合はオイルを造らない徹底した姿勢のため、「夢のオリーブオイル」の存在になっている。昨秋も彼のブースを訪ねたがアメリカーノは生産されていなかった。　

 

その代わり、トスカーナ代表品種のモライオーロの単一品種オイルが良い出来なのでテイスティングして、感想を聞きたいとアンドレアに頼まれ、そのオイルを口に含んだところ、今までのテイスティングで知り尽くしているモライオーロの概念に全くハマらない素晴らしい風味が出現した。

正直、びっくりして、これはモライオーロとは違う品種だよね？　と冗談混じりで問うたところ、彼自信も「こんなモライオーロを作った事がない」と教えてくれた。詳しく聞いてみると、モライオーロの単一品種を搾油し始め2週間が経過した11月3日に摘みたての実を搾っ得られた、わずか30リッターのオイルがこのスペシャルモライオーロで、アンドレアはこのオイルを一般販売はせず、オリーブオイルを理解する人にのみ分けているとのこと。

すぐさま、このスペシャル・モライオーロを分けて欲しいと頼んだところ24本のみであれば喜んで分けてくれると即答があり、輸入を即決！　日本のオリーブオイル大好きな方に、このスペシャル・モライオーロをお届けできることになりました。