【プチプチ食感が楽しい♪美味しいオリーブオイルで仕上げる、進化系パッパ・アル・ポモドーロ】
2020.12.23
公開日 :
料理の種類:
野菜、穀物、パン
シーズン・イベント :
オールシーズン

「こんにちは!みなさん、イタリアの家庭料理、パッパ・アル・ポモドーロをご存知ですか?
パンとトマトを煮込んだ、素朴でやさしい味わいの郷土料理です。
今回は、その伝統的なレシピに、スーパーフードとして注目を集めるキヌアをプラスしてみました。
プチプチとした食感が、とろけるようなパン粥に新しいアクセントを加えてくれます。
手間をかける分だけ、愛情と美味しさがぎゅっと詰まった、心温まる一皿をぜひ作ってみてくださいね。」
【材料】 2人分
トマト缶(カットタイプ)… 200g
バゲットまたは硬くなったパン… 150g程度
パプリカ(黄または赤)… 1/4個
にんにく… 1片
水… 400ml
塩… 適量
砂糖… ひとつまみ
ホワイトマッシュルーム… 2個
キヌア… 大さじ2
美味しいオリーブオイル… 適量
【作り方】
まず、キヌアを茹でておきます。沸騰したお湯にキヌアを加え、約10分茹でます。ザルにあげたら、水気を切って温かいうちにタッパーに入れ、蓋をして10分ほど蒸らします。
パプリカは粗みじん切りに、にんにくは包丁の腹で潰しておきます。パンは手で粗くちぎっておきましょう。
鍋に美味しいオリーブオイルを多めにひき、潰したにんにくを加えて、弱火でじっくりと香りを引き出すように炒めます。
にんにくの香りが立ったら、パプリカを加えて軽く炒めます。
パプリカがしんなりしたら、トマト缶、塩、砂糖を加え、全体を混ぜて軽く煮込みます。
水を加え、さらに煮込みます。パンが加わるので、少しゆるめの濃度で大丈夫です。
煮立ったら、ちぎったパンを加えて、再び煮込みます。パンが水分を吸って柔らかくなったら、塩で味を調え、火を止めます。
お皿に温かいパン粥を盛り付け、その上にキヌアを乗せ、マッシュルームを薄くスライスして並べます。仕上げに美味しいオリーブオイルをたっぷりと回しかければ完成です!
盛り付け提案
パン粥をボウル型に盛り付け、その上にキヌアとマッシュルームをリースのように並べると、見た目がとても美しくなります。
オリーブオイルをたっぷりかけることで、油が皿の底に溜まり、まるでソースのような役割を果たします。
仕上げに黒胡椒を少し振ると、味が引き締まります。
アレンジ例
今回はキヌアを使用しましたが、雑穀や押し麦など、お好みの穀物で代用しても美味しく作れます。
パン粥を温かいまま食べるのが基本ですが、冷蔵庫で冷やして冷製スープとしていただくのもおすすめです。
マッシュルームの代わりに、薄切りにしたズッキーニや、軽くローストしたパプリカなどをトッピングにしても美味しいです。
「いかがでしたか?シンプルな材料と手間をかけることで、こんなにも優しい味わいの一皿が完成します。とろけるような口当たりの中に、キヌアのプチプチ食感、そして生のマッシュルームの香りが加わり、新鮮な驚きを感じていただけるはず。そして、主役はやっぱり、仕上げにたっぷりかける美味しいオリーブオイル!心も体も温まる、そんな幸せなひと時をお楽しみください。」
レシピ提供:オリーブオイルの魅力を伝えることを使命とする「オリーブオイル・アーティスト」YUCCI。
香り高いトスカーナ産オリーブオイルの個性を最大限に引き出すレシピで、奥深さと美味しさの感動をお届けします。
